ヒトナツログ

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2023-11-11

友人たちと知らない町へ行くドライブへ。

隣の県のデカい駅で集合だったがロータリーに行くまでに若干の迷子になった。駅の案内が途中で途切れてフィーリングで進むしかない問題はどこのデカい駅でもある。「日本人でもこれなのだから海外からの旅行者にとっては無理ゲーでは?」「でも実は案内は途切れてなくて、日本語の情報がアチコチにあるせいで我々が見落としているだけかもしれない」といった会話をした。友人が「違和感駆動で最近は行動している。自分が感じる違和感はその瞬間に言語化は難しいが、そういうものに近寄ってよかったことって、やっぱりないよね。」と言っていた。わかる。たしかに違和感がいい方向にいったことって、ほぼない。

車中で雑談をしながらフィーリングで行く趣旨なので、計画性はないがいい旅だった。行きたい目星が1,2箇所だけあって、あとはフィーリング。「このへんでパーキング探すか」「ここは高い!」「対向車線側だから行けない!」などと言いながらぐるぐるしてたら寂れた商店街そばの激安駐車場があった。

寂れた商店街は味があってよかった。たぶん10年後はもうこの日見た光景はないと思う。シャッター店舗が4割、やってるのが1割、5割がキャバクラ・スナック・ナイトクラブみたいな感じで新規開店もしており、需給バランスがすごかった。古い本屋に入ったらWindows95時代の教本がありスッカリ日焼けていた。でも売れてないので新品。

昼食は駅の方に歩く途中にあったうどん・そばの店にフィーリングで入った。懐かしい感じの地方のお店という感じでよかった。退店後は友人が駅スタンプを趣味にしているので駅へ。その後本当にたまたま先日ネットで買ったコーヒー豆の実店舗が近くにあったので、そこでコーヒーをテイクアウト。友人の行きたかった本屋へ歩く途中、突風が吹いて帽子が一瞬で消えるアクシデントが発生。いい大人が植え込みに落ちてないかあたりをうろちょろ。駐輪場に落ちているのを発見して事なきを得た。

本屋は意外と新品の本をメインに取り扱っているお店だった。なんとなく興味のあるカテゴリを見ていたが食指の動く本はなかったので購入せず。最初の商店街にもう1件コーヒー屋があって、そこへ戻って豆を買ってから移動。

すっかり日が短くなり、移動先は自然がいいところだったけど移動する頃にはすっかり暗くなっていた。山道を超えて到着。たまたまナイトイベントをやっていて、この季節はこの時間に来るのが正解みたいで引きがよかった。駅スタンプを押して観光地にありがちな、たい焼きを閉店間際に買ったら思いの外よかった。本来はエリアが16時で終わりみたいな場所だったらしく、唯一周辺で夜もやってるレストランはバブリーにネオンライトのビカビカ光っていてバブリーだった。

帰路、寿司かサイゼリヤだなという話になりサイゼリヤに吸い込まれた。間違い探しをなかなかのスピードでクリア。ピザの味がいい意味で上がっていた気がする。サイゼリヤはいつ行っても最高。寒い日だったからスープが沁みた。

知らない町を歩いて1日中なんでもない会話から悩みとかあーだこーだ会話ができて本当によかった。こういう雑談は本当に久しぶりで、元気が出た。この日はちゃんと食欲があった。

別れ際、お疲れさまですと言わなかった。「ではでは。またね。気をつけてね。」