ヒトナツログ

最上階角部屋に住みたい

生存状況 powered by Pixela

秒秒测(miaomiaoce)の温湿度計「MHO-C202」買った

Amazonであやしい温湿度計を買った。1598円だった。あやしいと言っても中国の新興企業の製品。

製品特徴としては

  • E-inkディスプレイ
  • スイスのSensirion社製の高精度センサー
  • 2018年レッドドット賞受賞

ということらしい。まあなんていうか部屋に置くものだしデザインで選んだ。あとE-inkで省電力で見やすそうというのも購入動機にあった。

そもそもなんで温湿度計買ったかというと『快適に過ごせるかどうかは温度も大事だけど湿度もかなり大事』という学びがあったから。加えて、"いろいろ"あったからです。何があったかはまた今度書くかもしれない。

写真です

箱裏面説明書
裏面と説明書

本体・スタンド・両面テープ・マグネットテープ

感想

ちゃんと使えているしみやすいし部屋で浮かないデザインだしいまのところ最高。

製品特徴で書いたやつ、実際は

  • E-inkディスプレイ
    • 本当にE-inkは見やすい
    • 液晶と違ってボヤっとしてないからくっきりはっきり
  • スイスのSensirion社製の高精度センサー
    • これ後述するけどほんとにSensirion社のセンサー使ってるのかわからない
    • ただたぶん温度も湿度もだいたい合ってそうな感じで動いている
  • 2018年レッドドット賞受賞

という感じ。

電池はボタン電池でC2032型。説明書には1年もつとかいてあるけど短い気がする。E-inkなのだからもうすこし長持ちして欲しい。ただボタン電池で1年もつならいいほうだよとかそんなもんだよと言われればそういうものなのかと納得する感じでもある。実際に1年後電池が切れるかが楽しみでもある。

製品保証も1年で、電池が切れたと思ったら寿命がきていたとかなったら面白いけど別にそうなってほしくはない。

E-inkディスプレイは本当に見やすくて家中のあらゆる時計とかキッチンタイマーとかも全部E-inkのものにしたいと思うくらい見やすい。

デザインは思ってたとおりで、スタンドも安定性はそこそこあるしピッタリ無駄がない作りもいいと思う。筐体はディスプレイ表面以外はマットでギラギラしてないのも思っていたとおりでよかった。

快適度合いを顔文字で表してくれるのは便利だけど、この顔文字が虚無な感じの顔で、なんともいえない。見慣れてしまえばこんなもんという感じだけどかわいい顔文字でもないし……せっかくならもう少しかわいい顔文字がよかったとは思う。

ちなみに調べたところデザインは中国のRoci designというプロダクトデザイン会社がやってるらしい……ということでこのデザイン会社のページの実績ページ見てたら衝撃の事実があって、なんと顔文字のデザインが違う(!)

デザイン段階では目こそ同じだけど口が上がっていてニッコリ笑顔だったっぽくて、実装上の問題かライセンスかなにかしらがあり製品化する段階で虚無の顔文字になってしまったことがうかがえる。現場レベルではそういうこともあることがよくわかる事案で最高。

中国の新興企業製品らしく謎が多い

代理販売店が謎

日本のAmazonではこの温湿度計は「Homidy」というメーカーの製品のように見えるけど、Homidyは販売代理店である。

Homidyは謎だらけでAmazonの販売者情報をみると『Shenzhen Mushi Network Technology Co.,Ltd.』と書かれている。がググっても『Shenzhen Marinesat Network Technology Co.,Ltd』でマリンサットという会社のHPが部分一致で出てくるぐらい。深セン"ムシ"ネットワークテクノロジー深セン”マリンサット”ネットワークテクノロジーでは全然違う。

Amazonに書かれている住所は

Building K606, Tangshuiwei Industrial Park
Minzhi Street, Longhua District
Shenzhen
Guangdong
518000
CN

とある。中国広東省深セン市の龍華区民治通にある塘水围工业区(Tangshuiwei工業区)のK606ビルらしい。というわけでBaiduのMapで調べたところこのへんにあるっぽい。ただK606ビルがどう調べてもわからないので本当に会社が存在するのかは謎。

ただAmazonで販売やってる代理店は中国のみならず日本でも謎な会社は多くて、住所調べたら山奥にポツンとプレハブ倉庫が立ってるだけとか田舎のだだっ広い野原だったりするからそんなもんという実情がある。

ちなみに代理販売店は謎だけどAmazonのページ見る限り質問にもちゃんとした日本語で答えているし、ちゃんとしたものがちゃんと届いたのでその点はOK(Prime発送可なので発送は日本のAmazon倉庫から届いた)。

秒秒测(miaomiaoce)について

じゃあどこが作っているのかというと実際に届いた商品箱や説明書にはこのエントリのタイトルにもあるように『秒秒测』というところが作っている。英語名は『miaomiaoce』ミャオミャオス?猫っぽいですねと思うのだけど、メーカーロゴはフクロウっぽくて謎。

http://www.miaomiaoce.com/images/logo.png

ちなみにHPのダウンロードページから取扱説明書がDLできるけど、2018/10/23にみた感じでは中国語と英語のpdfしかなかった。買った商品にはちゃんと妙な日本語で書かれた中国製品らしい説明書がついてきたけどDLはできないっぽい。

あと間違ってる部分があると思うけど読めない中国語を読んでみたところ創業者は元ノキアと書いてあって、メンバーにはマイクロソフトノキア北京大学での研究開発経験者がいて、国際特許43件と国内特許20件保有してるみたいなことが書いてある、すげーなおいという感じである。

シャオミのロゴ

Amazonのページ上の画像にはシャオミ(Xiaomi・小米)のロゴが入っている。謎。シャオミ製なの?シャオミとなんか関係あるの?という疑問が浮かぶ。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51me44+mNkL.jpg

左上

実際のところ、届いた商品にはシャオミの文字は一切なくて、完全にAmazonのこの画像は虚偽といえそう。

じゃあ秒秒测(miaomiaoce)とシャオミの関係性はというと

秒秒测(miaomiaoce)の会社概要

秒秒测公司获得了包括小米、顺为、丰实资本、执信医疗等著名机构的投资

ってあって、中国語よくわからないけど雰囲気から察するにシャオミを含む名だたる投資機関から資金調達しているよみたいな感じな気がする(間違ってたらごめんなさい)。

型番が違う

「秒秒测 温湿度計』と検索すると中国のショッピングサイトが出てきて、みているとどうも型番がAmazonから届いたものと違っている。

実際に届いた温湿度計の説明書には『MHO-C202』とあるけれど、公式HPの型番表記や中国のショッピングサイトでは『MHO-C201』で売られている。日本向けの型番だけ202になっているのかどうかは不明。

最近こっそりマイナーチェンジしたのかもしれないけどそれも不明。

Sensirion社のセンサーなのか不明

Amazonの販売ページにはそう書いてあるけど、届いたものにはそんな記述はなく公式HPにもSensirionの記述は無い気がする。

分解してみたらわかるのかもしれないけど、分解して壊したらいやなのでやっていない。壊れたら分解してみようと思っている。

全体的にいいのでおすすめです

謎は多いのだけどこういう側面は良くも悪くも中国製品らしさともいえて、そういう”らしさ”がふんだんに溢れているのでコンテンツとしても最高。

温湿度計としての実際の機能は文句なくて、E-inkの製品はおそらく市場に他にまだないのでそれだけでおすすめできる。デザインもこの手の製品のなかではシュッとしているし。光ったりタッチパネルになってたり時計とアラームが付いてたりしなくて純粋に温度と湿度だけを見たいという人にはピッタリだと思う。