ヒトナツログ

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無邪気さ

昨日の帰り道、最寄り駅で降りたら同じく別車両から降りたであろう親子がいた。

お母さんの後ろについて歩く男の子は腕にライダーものの玩具をつけていて、無邪気に笑顔でそしてとてもとても楽しそうに夢中になって遊んでいた。駅構内にひかえめに響く変身音や技名ボイスとともに、彼にとっていまこの瞬間は心からヒーローなのだろうなぁという、そういう雰囲気があった。その姿は僕にはとても光り輝いてみえて、まぶしすぎて直視できなかった。

金曜夜の疲れた状態だったこともあってか、とても彼の姿が効いてしまって脳にとても強く残っている。どうしようもないのでいまこうして日記に書いているという状況なのだけど、いつから我々は無邪気さを忘れてしまったのかと思う。最後に無邪気になって夢中で笑って遊んだのはいつだっただろうか。

我々は気づけば酒を飲んでストッパーが外れないとまともに笑えないような人間になってしまっている。いつのまにこうなってしまったのだろうか?原因は?なぜ無邪気さを忘れてしまったのか?
……おそらく昨日見た彼もいずれは我々のような風になってしまうのだろうとは思う。残念ながら人間はそういうものなのだ、という気もするけどなんだか悲しいような寂しいような気もする。

なんとかして無邪気さを取り戻していきたい、取り戻すために画策を練っていきたいと、そう思った金曜夜だった。