ヒトナツログ

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2026-01-18 ニハリ

最近は睡眠が壊れている。最近"も"かもしれない。

なかなか寝つけず、たいてい眠りは浅いままで悪い夢を観ている。体温が上がっていて暑くて起きる日もある。水を飲んで再び横になるも、身体も頭も疲れているのに再び寝入ることはできない。頭の中でぐるぐる何かを考えてしまっていて、身体には無意識に力が入っている。

今日は日曜日にもかかわらずそんな調子で諦めて起きたけれど、あまりに身体が悲鳴をあげていた。

急にスパイスが効いている料理を食べてなんとかしないといけない気がして、そういうものを食べにランチに行くしかないと思った。しかし体は悲鳴をあげているしランチにはまだ早い時間で、とりあえずコーヒーを淹れて軽いものをつまんだ。

パソコンを立ち上げて、調べ物をしたり動画を見たりしてふと時計を見たら14時になっていた。さっきまで12時くらいだったはずなのに時間が飛んでいた。

急いで適当に過去にメモしたカレー屋へ向かった。

メニューの大半はいわゆるザ・インネパなカレーセットだったけれど、よく見たらニハリがあった。じゃあニハリだなと思ってニハリにした。

ニハリは骨付き肉を南アジアっぽいスパイスでめっちゃ煮込んだやつ。画像はない。

カレーでもなくビーフシチューでもないスパイス煮込み味。こういう単純さと複雑さの両面を併せ持つ美味しいけどよくわからないものを食べていると精神にいい。

ナンかライスかを聞かれ、ニハリを出す店だしバスマティライスの可能性が高い可能性があると踏んでライスにしたら、日本米の店だった。頼む前に聞けばいいのはそうで、昔はいつも聞いていたけど過去に何度も嘘をつかれたことがあってなんだか疲れたので、最近はもう聞かなくなってしまった。ガチャにした方がまだ楽しい。

店内はすべて何語かわからない言語が飛び交っていた。薄暗い店内で日本米だけが日本らしさを放っていた。少し前に違和感を探すホラーゲームが流行っていたけど、今日の店で違和感といえば間違いなくあのライスだった。

向かいのテーブルの南アジア出身っぽい青年もニハリを頼んでいて、よく見たらフォーク二刀流で食べていた。『別にフォークって二刀流にしてもいいんだ…』と思った。自分はといえば安定感のないナイフとフォークでスープが跳ねないように気を遣いながら肉を食べやすいサイズに削いでいた。でもなんだか今更フォーク二刀流にするのも負けたような気がして最後まで苦戦しながらそのまま食べ進めた。

チャイを飲んで退店。スパイスと異国感を摂取できてよかった。


帰り道に不快だけど懐かしい臭いが一瞬して、『なんだっけ……』と記憶を掘り返したら昔のボーリング場、ガソリンスタンドの休憩所、カラオケルームのヤニの染みついたあの施設っぽい臭いだった。『久しぶりに嗅いだなあの臭い』と思うと同時に失われつつある臭いなのかもしれないとも思った。

絶滅危惧臭という謎のワードが頭をよぎっていった。