二連続で牛乳について書くなんてどうかしている。生活に牛乳くらいしかコンテンツがないということでもある。いや牛乳はかなりスーパーやコンビニで手軽に買えるものの中でもコンテンツ性が高いから、あながち間違いでもないかもしれない。
それで、ここ1年ほどはやたらと高い牛乳からやたらと安い牛乳もどき(乳飲料)まで色々なものを買って楽しんでいる。
この牛乳はおいしいとかおいしくないとか、いつもはおいしいのに今回のはおいしくないとか。そういう違いがたくさんある。生物の天然性からくる違いの多さにコンテンツ性を感じる。
乳脂肪分が多いほうがおいしいかというと別にそうでもないとか、各社濃厚さの方向性みたいなのが微妙に違うとか、シルキーだとか雑味があるとか。そういうテイストの差が毎回ある。同じメーカーの同じパッケージでも無調整牛乳は毎回差分があるのがおもしろい。
異常に安い加工乳を飲んでみると牛乳パックの容器に入っているから脳が錯覚しているだけで、冷静に考えると牛乳(無調整)とは似ても似つかない。森永の作っている加工乳は不二家のミルキーみたいな味がすることがある。薄めの飲むミルキーだと思うと全然悪くないなと思う。牛乳(無調整)だと思って飲むと全然牛乳(無調整)じゃないからめちゃくちゃ悪い。
高い値段で売られている低温殺菌牛乳とか特別牛乳は、おいしいときは本当においしいけどガチャ要素が強い。天然物ゆえ変な臭みがあることがあったり、よく買う1L200円台の無調整牛乳のほうがむしろおいしくない?みたいなときがある。価格が高いぶん期待値も高いゆえに、たまにハズレを引くと消費期限が短いのもあってテンションがめちゃくちゃ下がる。天然のガチャ。
牛乳パックのトリビアとしては切欠きの存在がある。スーパーで騙されず(?)買うことがなくなるから便利だと思う。任意表示らしいけど今のところイレギュラーなものに出会ったことはない。でも出会ったことがないと思っているだけかもしれない。
それで、いまのところここのが一番おいしいというのはない気がしている。普通の殺菌の無調整のちょっと高めの牛乳が安定しておいしい傾向はある。強いて言うなら農協牛乳は安定しておいしい傾向を感じている。でも来年も同様に安定しているかはわからない。
牛乳ほど手軽に買えて複雑な味がするのに、ここまで完成されている飲料はないんじゃないかと感じる。清浄化や殺菌などの工程はあるものの消費者に届くまでのプロセスに人為的介入が少ないままの自然由来の飲料は他にない気がしている。