ヒトナツログ

健康でハッピーになりたい

生存状況 powered by Pixela

健康診断あるいは血液/注射恐怖症

書いたことなかった気がするので書くけれど僕は注射がダメなタイプの人間をやっている。

注射を受けたあと5~20分くらい体の震えが止まらなくなったりグッタリしたり動悸がしたり頭が真っ白になったりする。それくらいにダメ。

毎回病院で注射の診療をしてもらうときは普通の人がやる椅子のところではなくて、特別にベッドのある部屋で横になって注射してもらっている……。注射したあとは当然そのまま横になったまま天井を眺め続けて5~20分くらい震えている。看護師さんがどうですか〜って見に来てくれて「ダイジョブそうです」とか「もう5分くらい……」みたいなやりとりをやる。大の大人が情けないのではあるが、体の反応なのでこればかりはなんとも致し方ない。

それで、今日も健康診断に行ったのだけれど、血液採取が苦手だと申告してやっぱり横になってグッタリしていた。とはいえ今日はあまり震えは激しくなくて、5分くらいで起き上がれてまだマシだった。

注射だけではなくて血液も苦手で、例えばTVの医療番組で血液の中をヘモグロビンが〜みたいな血管を様子を妙にリアルに再現したCGがあるけれど、アレもダメで見れない。

ただ僕の場合は不思議なのだけど、いわゆる映画の血が出るグロテスクなシーンとか、ゲームの血の描写とかは全然平気なので謎。最近はどうやら血液自体は大丈夫なのだけど、その概念を意識するとダメっぽいというのがわかってきた。血というものがあってその中にはなにが含まれていて〜みたいなのとか、注射であれば自分の体の中に血があってそれが吸い上げられて〜みたいなのを意識すると途端に体がゾワゾワしてくる。

注射恐怖症と血液恐怖症のダブルパンチという感じがある。

ただ不思議なもので、この症状は小さいときからずっとではなくてむしろ大人になってから発症した。なぜ急に血と注射がダメになったのか不明。小さい頃はむしろ注射は好きなぐらいだった。人間は変わる生き物ではあるけれど、こんなに変化が起こるとそのうちもっと不自由な症状が出るようになるのではないかと不安になる。

この日記は書き出しはふつうに書いていたけれど、今は血のことを考えてしまったので当然症状が出てしまって、いま震えながら書いている。めちゃくちゃ震えていて、タイポが激しい。キーボードがまともに打てない。もうちょっとなんか書くことあった気がするけど、症状のせいで頭が働かなくなってきたのでもう何も書ける気がしない。それよりもはやく書ききって終わりにしたい気持ちが圧倒的に強い、なぜかというとこれは拒否反応なので……。

そういえば前にこの症状について書こうとしたときも途中で体が震えてきてしまって文章が書けなくなって挫折したような気がしてきた。

今回はなんとか書けたけどこれは震えつつ書かれた文章……コンピューターの時代だから文字の線がガタガタになったりはしないけど、もしいまこの瞬間がまだ筆で書く時代だったら、体の震えでまともな字なんて書けてないだろうなと思う。