ヒトナツログ

健康でハッピーになりたい

生存状況 powered by Pixela

ピザの思い出

#ピザが食べたい

ピザハット×はてなブログ特別お題キャンペーン
Sponsored by Pizza Hut


お題はピザハットのキャンペーンお題だけど、この日記はピザハット全然関係ない。まったく別のピザ屋のはなしです。ピザハットごめん。

アオキーズ・ピザ

実家のすぐ近くには小さい頃からずっとアオキーズ・ピザがあって、ピザといえばアオキーズ・ピザという感じで育ってきた。田舎なのでピザ頼むとなると配達範囲的に届けてくれるとこはそこしかなかったというのがある。

でもたぶん配達してもらったことはなくて、ずっと店舗に取りに行っていた。なんでかというと歩いて5分もかからない場所にあるからで、店舗に行くとジュースがもらえるとかサイドメニューが無料になるとかなにかしらの割引が効くからだった。そういうわけで宅配ピザを宅配してもらうという体験はあまりせずに成長過程を経てきた。

とは言っても実家なので自分が取りに行くことはなくて、家でゲームしてるあいだに両親が徒歩5分だけど車でシュッと取ってきていた。今思えば実質宅配してもらっていたようなものだった……。

  • べらうまおもちチキン
  • テリヤキチキン
  • ポテトスペシャ

コンビネーション・ピザ|AOKI's Pizza (アオキーズ・ピザ) 東海地区No.1デリバリーピザ(宅配ピザ)

アオキーズ・ピザで記憶に残っている好きなピザはこの3つ。

3つとも現役でメニューに存在しているのがすごい。なぜこんなにずっと変わらずメニューに存在していることには安心感があるのだろうか。

べらうまおもちチキンは甘辛いソースともちが最高で、てりやきチキンは記憶の中では謎においしかった思い出がある。アオキーズ・ピザのポテトスペシャルは完全にマッシュされていなくて、ちょっとごろごろしている部分があって最高だった。

どれも小さい頃のはなしなので、今はどれも違う味になってたりポテトがごろごろしてないかもしれない。今食べると『あれ?こんな味だったっけ?そんなはずは…』ってなるかもしれない。

高校生になったころにはあんまり実家でもピザ頼むことはなくなっていて、食べた記憶がほとんどない。あったかもしれないしなかったかもしれない…くらい曖昧。頼まなくなったのは兄弟が家を離れたり家族みんなの生活のリズムが微妙に異なって食卓を囲む時間がバラついたり…たぶんピザ頼むとコスパが悪かったというのがありそう。

そもそもそんな頻繁にピザを食べる家系でもないから、僕が幼い頃は両親も若かったけど加齢と共にそんなピザ食べたくならなくて自然と機会が減少していたとかがあったのかもしれない。

一人暮らしの宅配ピザ

一人暮らしを始めてから自分でピザを頼んだ経験は2,3度くらいしかない。

なんか異常なクーポンがあったときに頼んだくらいで、はじめてドミノピザを頼むことを経験した。実家ではアオキーズ・ピザだったから『これがドミノピザか〜』ってなった。

実家では家族がいるからLサイズ複数枚を1/4ごとに味を指定して頼んだりしていた。だからピザはいろんな味が食べられるものという認識でぼや〜っと捉えていたけど、一人暮らしだと最大でも4つしか味の体験ができなくて、なんだかさみしいなって思ったのが印象深い。

あと店舗からバイクで配達するからどうしても冷めがちというのがあって、びっくりした。実家では徒歩5分エリアだったからできたてホヤホヤをシュッと家に持って帰ってきてもらって即食べていた。だから『あー温かい状態で食べられていたのはすごいことだったんだな』ってこのときはじめて思った。

チーズが伸びない体験をして、よりさみしいなって思った。

チルドのピザ

一人暮らしの自分には宅配ピザコスパが悪いので、ピザが食べたくなったらもっぱらスーパーで売ってるチルドのピザを食べている。日本ハムとかが作ってるやつ。

日本のピザの価格で考えると異常に安いし、一人分として適切なサイズ感でオーブンに放り込むだけで出来上がるのでファストフードという感じがする。

ピザとしての完成度は高くないし味はおいしくないけどおいしいみたいなファストフードの名に恥じない雑な味がする。食べて満足するわけでもなく食べ終わったあとは『わたしはピザを食べました』という感想しか出てこない。でもチルドのピザ以外選択肢がないからピザを食べたくなったらチルドのピザばかり食べている。ピザと言うよりはピザという形態の虚無を食べているといえる。

チルドのピザを食べるたび『実家で食べていたピザはおいしかったな〜』って心の中で少し泣いている。涙は出ない。

何がおいしかったのかと思いを巡らすと、もちろん普通にピザはおいしいけど、それ以上にやっぱりピザは日常じゃない食卓の選択肢で、あれは非日常だったんだなという気がする。非日常をみんなで囲えていたということがなによりの体験だった。当時はそれが当たり前でなんとも思わなかったけれど。

謎のピザ屋

実は高校生の頃に実家の真ん前にピザ屋ができた。

大手チェーンピザ屋ではなくて、おそらくブラジル人らしき人がやっている現地スタイルっぽいピザ屋。実家の真ん前にあるけど未だに1度も食べたことはない。

田舎あるあるだけど、家の近くにある店ほどあまり利用しないというのがある。食べログを数年前に見たら結構評価は良くて、知り合いでも食べてみたひとは少しいて、曰くおいしいらしい。

実家に帰るたび『1回食べてみる?』「う〜ん」『看板にデカデカと電話番号書いてあるし頼むなら電話?』「窓から見える距離なんだし行って注文したほうがよさそう?」『メニューわかる?』「サイズ感は?」『なにもわからない』『目の前にあるのにね〜…』

という会話をしている。たぶん今年も来年も同じ会話をする気がする。

なんでこんなにためらっているかというと、まずメニューがわからなくて何が注文できるのかさっぱりわからないから余計にためらわれている。あと全然日本人フレンドリーにしていなくて、看板も全部英語とポルトガル語、出入りする人もポルトガル語を話す人々ばかりという感じなのでなんとなくためらわれている。ホームページはない。


ちなみにお題スポンサーのピザハットはいまだに頼んだことがない。今後もしばらくはチルドのピザを食べるしかないので、たぶん頼む機会もしばらくはない。ごめん。

ピザハット×はてなブログ特別お題キャンペーン
Sponsored by Pizza Hut