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迷ったら少ない順で服を選ぶ

コーディネートに迷ったときは、候補アイテム数が少ないものから選ぶとコーディネートが進めやすくてラクになるというはなし。

候補アイテムというのは今シーズンに着る選択肢に入ってくるアイテムたちのことを指している。

たとえば靴は所有数はそこそこあったとしても、履くつもりで玄関に出されたりシューズボックスの一軍に控えられているものはそう多くないはず。たぶん多くの人にとって候補アイテム数が少ない。

たとえばいま玄関に3足靴が出ているとして、服を着て最終的に玄関に立ったら必然的にそれらのどれかを履いて出かけなければならない。だったらまず今日はどの靴を履くかを選ぶ。

赤いスニーカー、茶色のロングブーツ、紺色のスエードブーツがある。赤いスニーカーを履きたい気分だからこれを履くこととする。

では次にアウター。アウターも今シーズンは3着。選んだ靴に合うものを選ぶ。靴が赤かったら青いコートは合わせづらいかもしれない?グレーのコートにしよう。

バッグ、靴と揃えてバッグも差し色で赤いバッグで出かけよう。

次はマフラー。赤いスニーカー、グレーのコート、赤いバッグに合わせるなら…今日は黒色のこのマフラーにしよう。

次はボトム。赤いスニーカー、グレーのコート、赤いバッグ、黒のマフラーに合うものは……

という具合に自分の手元の候補アイテムが少ない順で選んでいくと必然的に組み合わせ幅が狭まっていくのでコーディネートを決めやすい。

人によって候補アイテムの数は様々だと思うから上のはあくまで例。

靴は意外と多い、ボトムが少ない、かばんは1個しかない、今日は帽子を被りたいけど持ってるものの中では帽子がいちばん少ない、とか様々だと思う。その時々で少ない順で選ぶのがルール。

大事なポイントは1度アイテムを決めたら変えない・迷わないということで、最後のアイテムを決める手前で『やっぱり靴はこっちのがいいかもな〜』とかやってると一生終わらないしルールを敷いている意味がない、のでやらない。迷うことなかれ。

なんで少ない順なのか

たとえばシャツが1番多かったとして、最初にシャツから選ぶと選択肢が狭まらない&狭めにくいから。なんのルールもなしに白シャツを選んでしまった暁には次に合わせる対象がほとんど狭まらない。なんだって組み合わせられる。

多い順でなくとも、手当たり次第にアイテムを決めたり、トップスとボトムだけ先に決めたり、複数並列でコーディネートを考えると迷いが出たり出戻りが発生したりする。

合う靴がないじゃんとか、季節的に合わないじゃんとか、やっぱこっちのシャツの組み合わせかな、とかなる。

人間は選択肢が多いと迷う生物だから、選択肢が少ないものなら選びやすいという単純なハックでもある。


色の組み合わせとか、素材の組み合わせとか、形とか、サイズ感とか、あったかいか涼しいかとか、雰囲気はカジュアルなのかモードなのか、ボーイッシュなのかフェミニンなのかガーリーなのか、TPOに合うかとか…

前提として実際の1つ1つのアイテム選びには様々な軸がある。選ぶに際してはセンスというか"選び方の目"はそれはそれで持ってないといけない、というのはある。

言いたかったのはあくまで『迷ったときのルール』で、少ない順で選ぶと迷わず効率的に選べて便利というただそれだけのことだった。

選ぶのは自分、着るのも自分、自分で決めるしかないけど決められないときはルールを敷いて決めていくしかないんだよということでやっている。