ヒトナツログ

健康でハッピーになりたい

生存状況 powered by Pixela

2018-02-08

去年から今年にかけて1度もエアコン暖房を付けず足元のカーボンヒーターだけで生活していた。寒いけど厚着してるしまあ耐えられないわけじゃないしなぁ、という気持ちでやっていた。電気代がやけに高いのでできるだけ付けたくなかった。

一昨日くらいから右手にしもやけができた。人差し指と小指がパンパンに腫れている。これ以上ひどくなると生活に支障が出たりひどい場合感染症になるのでこれはよくないなぁと思って今日いよいよ暖房をつけた。冬が終わるまであと1ヶ月ちょっとのこのタイミングなのでなんだか負けたような気分だけど、それ以上に部屋が均一に適温で暖かいというのはこんなにも快適なものだったかと思う。人間は慣れで生活を"してしまう"生き物なので、そんなこともすぐ忘れてしまう。

結局のところ人間は暖が無いと生きていけないので、よくこの2018年まで文明が続いているなと思う。暖房が無かった時代にはどうやっていたのか、それとも我々が寒さに耐えられないように退化してしまったか。日本には四季があって夏は40度くらいまで気温が上がるからそんな気はしないけど、冬は普通にマイナス気温になるから十分に冷帯の気候だと言える。我々は慣れで1年を過ごすから異常な地帯で生活しているのだということもつい忘れてしまう。

半日でもう暖房を付けた部屋の快適さに慣れてしまった。だから暖房を付けない部屋でも生活できるという感覚はもう忘れてしまった。昨日まで生活していたのに。暖房のないキッチンへ行くと寒すぎる。昨日まで普通に立っていたキッチンは寒すぎて一歩も立ち入りたくない。人間はすぐ慣れたり忘れたり適用できたりできなくなったりする。

窓ガラスにはもう結露ができている。気合いで結露を拭く生活が始まる。加湿器を出したので春になったら加湿器を掃除するタスクができてしまった。世の中にはおそらく4種類の人間がいて、加湿器を掃除しない人・誰かに掃除させる人・自分で掃除する人・加湿器を使わない人がいる。今年は使わない人の予定だったけれど今年も自分で掃除する人に属することになった。掃除させる人はいないので自分でやるんだよということが確定している。

電気代は1万6000円くらいで済めばいいなぁと思っている。