ヒトナツログ

健康でハッピーになりたい

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余裕があると

夏のあいだは18時に散歩に出ても外はまだまだ明るかったけど、秋になったのでいつのまにか18時に出るともう外は薄暗くて夜の一歩手間になっている。

今日も日が落ち始めていたので急いで家を出て日が落ちかけの町を散歩したり川を歩いたりした。いつもの感じで折り返して帰宅しようと病院の前を通ったとき、少しヨロヨロ気味のおじいさんが自転車を出そうとして他の並んでいる自転車を倒してしまっているのを目にした。なんとなく距離が近かったし見てしまったものだから無意識に自転車を起こすのを手伝おうと駆け寄っている自分がいた。

なんというかここ最近は金銭的な余裕はそんなにない生活をしているけれど、そのほかの余裕に関しては少しあるのでこういう出来たほうがいいような行動が自然とできる気がする。余裕がないときはこういう場面を見ても本当になんとな〜く「まあ…いいかな…」と思って自分は動かない(動けない)状態でいたような場面が多かった気がする。余裕がないときに比べてここ最近はそんななので、ローソンに行ってコーヒー淹れてもらっても心からありがとうと思えるし、スーパーとかでカゴが他人とぶつかっても丁寧に謝ることができる。

このあいだ最近の学んだこと日記に「健康だと余裕ができる」と書いたけど余裕はやっぱり必要だなと思う。身体的・精神的・時間的・金銭的、いろいろなくくりの余裕があるけれどできればどれもバランスよく余裕がある状態になりたい。普通に考えて余裕がある状態を保っていないと回らなくなると思う。余裕がないといっぱいいっぱいでそれ以上のことをする余裕など生まれないように思う。スマホのバッテリーは0になってしまったら電源は付かないし、充電しても20%しか回復しないまま次の1日を乗り切るのは無理である。人間も減った分は十分に充電して、0にならないように余裕を保って運用しないとうまく使えなくなってしまう、同じようなものだと思う。


ちなみに余裕に関してはなんとなく上限が決まっていてスケールできないもののような気がしている。この点もバッテリー的であると僕は思っていて、容量は決まっていて省電力にしたり工夫をして消耗スピードは低減できるけどどうやっても余裕の上限値が増えることはなさそうな気がしている。個人的な感覚なのでもしかすると他の人は努力やトレーニングで余裕の上限は増やせるという感覚を持っているかもしれない(聞いたことがないのでわからない)。世の中にはいつも余裕があるような人もいるけど、ああいった人は上限値が異常に高いか消耗スピードが極端に遅いか、あるいは回復スピードが異常に速いかのどれかなのだろうなという感覚がある。

オチはとくになくて、とにかく余裕を使い切らない生活をしたいなと思う。毎日余裕を使い切る生活、ジリ貧でひいひい言いながら走るみたいな感覚なので厳しいと思う。