ヒトナツログ

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土地鑑がないことの不安

勝手のわからなさ

以前より引っ越し欲があってこういうことを書いていて、以降もたまに物件サイトみたりしているんだけどどうにも困ることがある。

written-1natsu.hatenablog.com

物件がどれだけよさそうでもその土地のことが一切わからないので非常にもどかしくて、不安な気持ちが起こる。例えば駅まで徒歩5分と書かれてても、その駅がどういう沿線で直近のメインターミナルの駅や街のメインエリアまで何分なのかとか。通勤に交通機関を使うのであれば、出退勤に現実的にかかる所要時間とか。乗り換えが1回あったとして、簡単に乗り換えができるような関係性なのかどうかとか。地図上ではメインエリアまですぐっぽいけど自転車で移動できるレベルのものなのかどうかとか。そもそも街はどんな雰囲気で治安はどうなのかとか……。

不確定事項が多いと人間は不安をおぼえる生き物なので、だんだん不動産見てるのつらくなってきて結局ブラウザ閉じるという循環に陥ってしまう。どの物件もいい物件のように見えるような気持ちになったりもしつつ、反面どの物件にも「地雷があるんじゃないか…?」という不安な気持ちが起こる。物件は一点モノの早い者勝ちなので、よいと思ったらすぐ申し込んで現地を見にいくというアクションをしないといけない。だけど同じ市内の引っ越しならともかく、遠距離の引っ越しとなると交通費も時間も体力もかかる。おいそれと見にいくことができなくて、非常にジレンマがあり泥沼感がでてくる。

実際の様子と言い分の差異

あたりまえだけど京都市内に住んで5年以上なので市内の土地鑑は少しはある。物件サイトに京都のがあると見たりしてるけど「ああ〜物件はめちゃくちゃいいけどここだとちょっと日常生活厳しそうだな〜」とか「駅まで5分絶対ウソじゃん…経験上どう考えても最低10分はかかる」とか「サクッと市内のいろんなとこ行くには場所イマイチだな〜」とかそういうのが肌感覚でわかる。こういうのは住んでみてじわじわわかってくることで、不動産の言い分との差異問題は、京都に限らずどこの土地でも起こることだと思う。

言いかたが悪いのですべての不動産屋がそうとは言わないし思いたくもないけど、仲介業として商品を巧みな話術でいいように魅せるのは当然に行なわれるものだと思っていて、そうしたなかで差分チェックを行うにはセカンドオピニオン的な役割をしてくれる知見が必要になる気がする。

知人に聞くとか、あるいは街BBS的なコミュニティで聞く、インターネットに溢れる住んだとか住んでいるというわずかな情報を頼りにすると少しは紛れる気がする。ただ、こういった情報をすばやく手に入れるのは容易ではなくて個々人の生活や行動範囲に由来するパターンも多いと思うので鵜呑みにして本当にいい引越しができるのかという疑問もある。

勢いがほしい

悩んだところで結局住んでみないとわからないのだからという気持ちも大いにわかっていて、住めば都の精神を持って勢いで引っ越してから考えるくらいが本当はいいんだろうなと思う。いま京都に住んでて完璧じゃないけどなんとかなっている。そういえば京都に引っ越してきたときはあまり物件まわらずに最低限の情報でほとんどフィーリングで決めたような気がする。失敗したくない気持ちに引きづられて慎重になりすぎるのよくない気がするので勢いでドーンと引っ越しするほうがいいのかもしれない。