たまには甘いものについて。
今日は朝食・おやつ・デザート・夜食、いつでも大活躍な牛乳プリンです。
簡単・安い・めっちゃとろけておいしいの三拍子なのでぜひ作ってみて欲しい。
とろける牛乳プリン、好きなときに好きなだけ贅沢に食べたいと思いませんか。
よもやま話
デザートの手づくりで一番簡単なのはゼリー。
オレンジジュース買ってきて溶かしたゼラチンを入れて混ぜて冷やすとオレンジゼリーができる。グレープジュースでやればグレープゼリー、サイダー+フルーツ缶詰でシュワシュワフルーツゼリー。とにかく簡単。
それで、じゃあ牛乳でやればどうなるのかというと牛乳プリンです(?)*1
ゼリーとは…プリンとは…
これ以上追求すると消される恐れがあるので心にしまっておきましょう。
最高の牛乳プリンをめざして
牛乳プリンと作っていくにあたって、どんな風においしくてどれくらいとろけるのか指標がないとわからないと思うのであらかじめ決める。
市販の牛乳プリンといえば森永、手に入れやすい市販とろける系スイーツといえば栗原さんちのおすそわけパンナコッタ。
- 森永牛乳プリンよりもやさしく素朴な味
- 栗原さんちのパンナコッタ級にとろける
このレシピではこれらを目指したものを最高の牛乳プリンとしている。
材料
材料 | 分量 | 価格(だいたい) | ※ |
---|---|---|---|
牛乳 | 620ml | ¥132 | 1㍑213円 |
砂糖 | 大さじ1〜 | ? | 微々たる値段では? |
ゼラチン | 5g | ¥30 | クックゼラチン6包178円 |
材料たったこれだけなので料理したことない人間でもできる。
料理したこと無い人間でも作れるデザートにフルーチェがあるが今は忘れろ
牛乳は乳脂肪分高いもののほうが濃厚に仕上がるのでいいと思う。乳脂肪分は3.6あるとよくて、3.8以上あるとグッドな気がする。上の表は乳脂肪分高めのミドルクラスの牛乳で計算してるので特売の謎牛乳を使えばコスト自体はもっと安くなると思う。
ちなみにおすすめのゼラチンは森永のクックゼラチンがおすすめ。ふやかさなくてもお湯にダイレクトで溶けるので経験上一番使いやすい。
森永製菓 クックゼラチン 13袋入り (5g×13P)×4箱
- 出版社/メーカー: 森永製菓
- メディア: 食品&飲料
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※クックゼラチンじゃなくて板ゼラチンとか使うならふやかした分の水分があるので総水量からゼラチン分を引く
例:ふやかし水50mlなら → 牛乳は570mlにする
コスパ
このレシピでやると約657gできる。約162円ほど。
対比として森永の牛乳プリンをみるとあちらは130g。1カップ108円。
5倍の量ができてたった約162円しかかからなくておトク。圧倒的にコスパがいいですね。
それでは生成の様子です
火にかけて温めていきます(沸騰させない)
ホットミルクくらいまで温まったら火からおろす
※温める理由は砂糖とゼラチンを溶かすため
人間は冷たいものだと甘さを感じにくいので砂糖を入れて混ぜ溶かす
※甘さ控えめなら大さじ1、市販品みたいな甘さが欲しいなら大さじ2~3くらい
ゼラチンを溶かしいれていく
お味噌汁作るときみたいにおたまの中で練るようにしながら少しずつ溶かし入れていくとムラなくダマにならずに溶けるのでミスが起こらなくて簡単。これはテクです。
※ここではクックゼラチンなのでそのまま入れている(板ゼラチンとかその他ゼラチンの場合の扱いは各説明書きに従う)
ゼラチン溶かし入れたらよく混ぜましょう
カップに取り分けたらラップをして粗熱がとれるまで放置
粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして固まれば完成〜
かなりゆるいゼラチン配分なので、冷やし途中で確認しても液体のまま。スプーンですくってみるまで本当にちゃんと固まってるのか心配になると思う…
完成形
ぷるぷるとろりをご確認ください
とにかくプルプルしていてスプーンですくうと崩れる〜
口に入れたらとろける〜最高〜〜
おすすめの食べかた
普通に食べるのはもちろん最高なんですが、
バター塗って焼いたトーストにハチミツを少しかけて牛乳プリンをたっぷりのせて
食べてみて欲しい…牛乳プリントーストめちゃくちゃ最高なので……ぜひ……。
アレンジ情報
- ココアパウダーを入れる
- ココアプリンになる
- 風味付けにシナモンを入れたりバニラを入れる
- 風味豊かでリッチな感じ
- バナナミルクで作る
- バナナミルクプリン
- ロイヤルミルクティでつくる
- ロイヤルミルクプリン
- 生クリーム入れるとパンナコッタ
トッピングもし放題なのでホイップクリームやオレオとかトッピングしたりフルーツを乗せたりしてパフェっぽくすることもできる。
アレンジ無限大なので各々で最高の牛乳プリンに仕立てて欲しい!
弱点
消費期限が短い…手づくりしている性質上2日か2.5日で、経験上このあたりが限度ラインでこれ以上は怪しい。そういうわけで2日で657gを食べる必要がある。
逆に考えると2日で657gも食べられるので贅沢。普通2日で5カップも牛乳プリン食べないと思う。贅沢。
とはいえよくよく考えると、固体じゃなかったらこれはただの砂糖足しただけの牛乳なのでマグカップ3杯分とほぼ変わりはない。そういうスケール感なのでムリじゃない量であることがよくわかる。牛乳なので寝る前に食べても大丈夫とも言える(言えるのか?)
所感
最初に書いたゼリーのくだりとアレンジ情報からわかるように、本レシピはゼリーと一緒なので加熱する必要は実はそんななくて砂糖溶かすためだけに加熱しているという説がある。
なので砂糖なしで冷たい牛乳にゼラチン加えても牛乳プリンになる。甘みがないのをあえて利用してジャムを乗せたりハチミツかけたりして食べたりするのもなかなかよかったりする。
そこそこ研鑽を積んだレシピなので動画のような状態でちゃんと固まると思うのだけど、使うゼラチンや牛乳の種類によってはもしかするとうまく固まらないかもしれない。季節温度によって仕上がりに影響が出る場合もあるかもしれない。万が一冷やしても固まってなかったら申し訳ない…その場合は追加でゼラチン足して再度冷やすか、いっそ温めてコラーゲン入りホットミルクとして飲んで頂きたい…。そして再チャレンジして欲しい…。
逆に固まりすぎておいしいけど普通のゼリーになってしまった…という場合はゼラチン減らすか牛乳増やすかして調整してみてください。
ものすごく簡単で素朴な味なのに濃厚でものすごくとろけて本当においしいのでぜひ一度作ってみて欲しい。
全然頑張らないのにパフォーマンスがいいのでおもてなしとかにも。
はじめてのお菓子作りデビューにもぜひ。