ブルックリンナインナインと邂逅した pic.twitter.com/RW0CroFmHo
— 随想 (@1natsu172) 2017年9月30日
端的にいうとめちゃくちゃ面白いのでみなさんもみましょう。Netflixで見れる。合言葉は99分署!
id:mazcoさんのこの日記を読んだことから知って、面白そうだったからみたのだけどここ最近で一番面白くて最高によかった。
面白くて僕も困っている。毎日ちまちま見てすぐシーズン3まで完走してしまった。今はとにかくはやくシーズン4が見たいのでウズウズしている。はやく日本にもシーズン4来てくれ…。
ブルックリン・ナインナインは海外ドラマでとにかく面白い作品。ジャンルとしてはシチュエーションコメディ(シットコム)で、警察の分署を舞台に事件や日常と登場人物のかけあいがひたすら行われる、というやつ。
海外ドラマ特有のあちらのスラングとかを使ったボケもたま~にあるけどそんなに頻出しないので日本人でも置いていかれることが少なくて非常に見やすい。
作中キャラ:『まるで○○みたいじゃないか!』 ガヤ音声:\ドッ、ワハハ/ (ここ笑うところです) 我々:「えっ今のとこ笑うとこ…?なにがおもしろいのかわからん…」(置いてけぼり感)
みたいなことが少なくてよい。このようなシットコムにありがちなガヤ音声自体がブルックリンナインナインにはないので、万が一スラングで笑いそこねてもそんなにダメージは大きくなくて穏やかに見続けられる。
コメディなのでシリアスさはなくて、分署の中でハロウィンだからといって署内で企画遊びして怒られたり、ハプニングが起こったり、長年追い続けている犯人とひと悶着あったり、なにかと署長にやらかしたり、ものを賭けて争ったり天井裏に上りがちだったり、なにかとガラスが割れたり、ハイタッチしたりする。
これだけ読むと「本当に警察の話なのか?」と思うだろうけど、これは警察の話です。
キャラが濃い
- ペラルタ
- いたずら好きで仕事ができる小学生頭の主人公
- エイミー
- 負けず嫌いがんばり屋だけど裏目に出がち
- チャールズ
- 一見冴えないこだわり屋で料理にうるさい
- テリー
- 臆病でトラウマ持ちのヨーグルトが好きな巡査部長
- ローザ
- 謎が多く怒っても笑っても恐いクールビューティー
- ジーナ
- 立ち回りが優秀な毒舌事務員
- ホルト
- 笑わないカタブツな印象の署長
- スカリー・ヒッチコック
- セコくてズルくてサボりがちな窓際族
これは個人の主観によるキャラ印象です
メインキャラはこういうメンツで構成されていて個性豊か(警察です)。この他にもサブキャラたちが結構いる。
どのキャラも個性が強くて全員最高なのだけど、とくに誰が1番お気に入りになるかは人によって分かれるところだと思う。
僕は巡査部長(テリー・クルーズ演)が1番好きでとにかくゲラゲラ笑っていた。テリークルーズは日本だとオールドスパイスの狂ったCMで有名なのでみたことある人も案外多いかもしれない。
夜中にレストランへ行って病的に開けろといってガラスを割るシーンとかおもちゃを組み立てるシーンとかお義兄さんとの家での臆病なやりとりが好き。
この調子である
ブルックリンナインナインの面々はみんなイタズラ好きばかりなので各キャラのイタズラのやりかたに特に個性が出てくる。
ペラルタはもちろん主人公なのでとにかくイタズラしまくるし、たまにある署長の反撃イタズラとかスカリー・ヒッチコックのクリティカルなイタズラとかもよい。エイミーのドヤ顔のイタズラが災難を招くのはもはや定番で最高。
とにかく全キャラ濃いので、見たら絶対に1人はお気に入りのキャラができると思う。
日本語吹き替えがおすすめ
日本語吹き替え+日本語字幕をメインにして見た。基本的にこの組み合わせで見るのがおすすめ。実は日本語字幕が微妙で、僕は英語できないけどそれでも「その訳し方だとニュアンスが…」みたいなのが多かった。
ジャンルがシットコムなので基本的にセリフが多い。となると翻訳されるときにニュアンスを圧縮したり画面幅に収まる単語に差し替えられたりしがち。これは仕方ないことではあるのだけどネイティブ音声+日本語字幕だとあまりにも情報が歪みが激しい気がした。
とはいえ英語はわからないから日本語の情報は必要で、となると日本語吹き替え+日本語字幕で見るのがベストだった。
派手なボケやリアクションがあるシーンでは「今のとこネイティブだとどういう演技なのかな」と思ったりして、たまにネイテイブ音声に切り変えたりして見ていた。
「日本の声優さんの演技だとこうだけど本人はこういう声のトーンでこのリアクションなのか〜」というような鑑賞ができて2度おもしろい。
実はストーリーは動いている
コメディなので毎話毎話ただ面白いことをやって1話ごとに完結しているように見えるけど実は少しずつストーリーは動いている。なので一見すると穴あけで見ても問題なさそうな作品ではあるのだけど、実際は毎話見ていかないとストーリーがわからなくなる。
ネタバレはよくないので詳しくは書けないけどなんだかんだでチャールズは回を追うごとに少し成長しているし、ペラルタも色々な進展があるし、署長と99分署の親睦がだんだんと深まってチームになっていく過程などもうかがえる。回を追うごとにキャラ同士の関係性にも変化がたくさんあるし過去もわかってくるから、1話も見逃せない。
なにとは言わないけどエイミーがだんだんかわいく見えてきて仕方なくなる(かもしれない)。
見返すとまた面白い
これは1度見た観たひとにしかわからないのだけど。
シーズン1の第1話冒頭の会議室のシーン、見返すとセットが違うのか、以降まったく登場しない会議室になっている。2話以降は見慣れた会議室だけど途中まで部屋の前と後ろが逆だったりしていて、いつの間にか、ちまちまセットが変わったりしているのが伺えておもしろい。
とにかく見てほしい
海外ドラマか〜〜って思う人も騙されたと思って見てほしい。1話約20分程度で頭使わなくていい系なので見やすいと思う。
日本作品だとサラリーマンNEOの初期のころとか、時効警察とか好きな人はハマると思う。
書いてて思ったけどよしもと新喜劇も見方によればシットコムなので、日本人は案外こういうの結構好きなのではと思う。
ブルックリン・ナインナインを見た者同士でノールックハイタッチしたいので、みなさんもはやく見ましょう。
(ノールックハイタッチについては本編見ればわかります)
Sponsored by Netflix