インターネットするときのクセがある。
『検索結果の1番目を無意識に避けてしまう』
というもので、どうにもこうにも治らない。
心当たり
心当たりはあって、昔はGoogleの検索結果の一番上に出てくる広告の精度がかなり悪かったことに起因しているのではないかという仮説がある。今も精度がいいとは言えないのだけど今以上に酷かった時代があった。検索結果に本当に全く関係ない広告が表示されていたような頃は、基本的に広告は避けるものという意識があって、そういう心持ちでインターネットをしてきたという過去がある。
加えて、昔はSEOはかなり怪しい手法とかテコ入れが通用していたのでそういう方法が取られていて、検索結果トップのサイトは今以上に怪しいサイトが出てくるような場面も多かった気がする。なので1番目は避ける、みたいな意識があった。
そんなこんなで今日に至るのだけど、完全にもう避けグセとなってしまっていて検索結果の最初の2,3段は無意識に飛ばしてしまう。なのでいつも検索して最初にクリックするのは広告を除いた上から2,3番目という調子でインターネットしている。
観測
自分としてはこれが当たり前な行動なので、みんなそうやってインターネットしていると思っていたのだけどどうにも違うらしい、というのが観測の結果からわかってきた。というのも会社の人・友人・家族の検索行動などをみたりしていると、どうにも僕のそれとは違って迷いなく広告をクリックしていたり1番目のサイトをクリックしているというのがわかってきた。サンプル数が少ないとはいえ観測範囲では、例えば「なにか特定の商品を探していて、検索したらAmazonの広告が出てきて迷いなくそれをクリックする」という調子の行動を結構観測できたことがある。3つ下に公式サイトがあるにも関わらず、1番上の広告をクリックしたり、広告除く1番目の結果を迷いなくクリックしていたりした。
僕にとってはかなりびっくりで、まずなぜ俯瞰して検索結果をある程度眺めないのか……というか広告クリックしちゃうんだ……みたいな気持ちがある。正直なところ現代でもSEO対策業者が廃業しないのが不思議だったのだけど、世の中の人がそんなに1番目をクリックするのなら、そりゃ躍起になって藁にもすがる思いで高い金を払って1番を取りにいこうとするのも、なるほどなという感じがある。
質問です
インターネットのことはインターネットに聞けと誰かが言っていた気がする。なのでこれは質問で、そもそも僕みたいなクセは特殊なのか??という疑問がある。実質的に僕にとっての検索結果トップは表示上2番目のサイトという感じで無意識に今日も生きているのだけど、そういう人はいないのか?というのがある。
ちなみにさっきインターネットに聞いたら1番目にも2番目にもそれっぽいのはいないという状況だった。
自分みたいなクセがある者ははみ出し者なのか?という寂しい感じがある。
いつものごとくオチはなくて、とりあえず似たクセがあるという人をなんとなく探している、という状況です。
とりあえずのところ、この日記が上記のGoogle検索結果もしくは
この検索結果の2番目あたりに表示されるようになりたいですね、というのが当面の目標となっています。