休日ごはん日記です。
牛肉とごぼうと人参とこんにゃくなどが入った炊き込みご飯がとにかく食べたい
— ヒトナツ (@1natsu172) 2016年11月17日
こういう状態のまま週末になってしまったので、久しぶりに炊き込みご飯決行デーとなった土曜日だった。
なおこの日記、詳細なレシピが載っていてあらゆる過程も載っているので長いです。が、最高の炊き込みご飯が作れるようになります。
突然ですが実家の食卓の思い出です
母の作った炊き込みご飯が好きで、実家の炊き込みご飯といえば牛肉・人参・こんにゃく・ごぼうが基本のベーシックなやつだった。たまにさやえんどうやちくわとかその他明らかに冷蔵庫にあったからノリで入れたみたいなのが出現したこともあったけど基本はこれだった。今でも実家に帰ったときが炊き込みご飯デーだとこれが出てくる。
母のお手製炊き込みご飯なので、炊き込みご飯の素とかそういうの使って無くて、素朴で安心する味がする。牛肉を使うのが基本で、たまに鶏肉のときもあったけど多分これは母の気まぐれで、スーパーで安かったからとか、炊き込みご飯しようと思ったら買い置きの牛肉なかったとか、牛肉が買いに行ったらべらぼうに高かったのでやむなく鶏肉にせざるを得なかったとかそういう諸事情により変化していたんだと思う。
母は料理上手い人間なので炊き込みご飯の日だからと言ってもおかずは普通に沢山あって、炊き込みご飯の味付けを強くするとおかずと衝突して大変なことになってしまう。そういうこともあってか我が家の炊き込みご飯は非常に薄味で作られていて、味足らなかったら醤油足して食ってくれというそういうスタイルだった。
母のやつ再現したレシピです
母に別に詳細聞いてもいいんだけど、聞かなくてもずっと作ってる様子みて育ってきたし食べてきたしで再現できるだろうとやってみたら、普通に1発で再現できてしまって、以後聞いたことはない。なので再現レシピだけど実質僕のレシピですがちゃんと炊き込みご飯のレシピです。なお今回は鍋で炊いていきます。炊飯器でのやりかたも後述します。
鍋でやる理由は単純にうまいのと持ってる炊飯器がMAX3合炊きで、炊き込みご飯は3合以上炊きたくて、やろうとすると炊飯器から溢れるのでやむなく鍋で炊かざるをえないという背景があります。
・3合分(鍋で炊く場合)
食材 | 量 |
---|---|
米 | 3合 |
牛肉こま切れ | 150g |
人参 | 1/2本 |
ごぼう | 1~2本 |
こんにゃく | 1/2枚 |
サラダ油 | 大1/2 |
砂糖 | 大1 |
醤油 | 大2 |
みりん | 大2 |
料理酒 | 大2 |
水≒出汁 | 530ml |
注意書きです
- 出汁とる人は530ml用意ですが、めんどい人はだしの素使いましょう。1合あたり1人分程度でよいので、3人分のだしの素ということになります。
- 530mlは目安で、米を鍋で炊く場合は1合あたり200mlが基本です。なので3合炊く場合は600mlということになりますが醤油など調味料分があるので出汁自体の割合は少なくなります。
- 最終的に3合炊きの場合調味料合わせて600mlになればよい、ということです。バランスです。
第一工程です
まず深めの鍋に3合研いだやつを入れて浸水30分です、その間に以下やります。
- ごぼうささがいて、人参とこんにゃくはさいの目切りです。下処理はググって覚えましょう
- フライパンに油熱して中火で牛肉投下、赤身残った状態で薄く色ついたらサッと皿にあげる
- そのまま人参ごぼうこんにゃく投下して炒める、ごぼうと人参しんなりしたら、水以外の調味料全部入れる
- 牛肉フライパンにもどす
- 炒め煮して牛肉に火が通ったら火をとめて冷ます
ようするに、きんぴらごぼうを作りましょうということです、
炊いていきます
- 鍋で米を浸水させてた水捨てて、そこにきんぴらごぼうを入れる
- 出汁530m計って入れる
- フタをして火ON、沸騰するまで強火
- 沸騰したら弱火にして米が対流で動く程度をキープして13分
- 13分炊いたらそのまま火を消してフタ取らずに15分蒸らす
- 蓋を取って底から混ぜる
- 完成
案外めんどくさいのごぼうの下処理ぐらいで、そのあとは消化試合という感じです。あと鍋でご飯炊いたことない人は初回うまくできるかやたらと心配するくらいだと思う。
ちなみにきんぴらごぼうを冷ます理由は、料理は覚める瞬間に味が染み込むので、具にもしっかり味をつけたいという魂胆です。これは知恵です。
炊飯器で炊きたいニーズ
炊飯器でもやっていきましょう。
- きんぴらごぼう作るとこまでは同じで、普段米炊くのと同じ手順で3合炊くなら3合の目盛りまで出汁を入れます
- あとはきんぴらごぼうを上から乗せてスイッチオンです。
完成です。
気をつけることと言えばきんぴらごぼう分あるので、3合炊くなら5合炊きの釜以上は欲しいということです。ようするに余裕がほしい。MAX3合炊きの炊飯器に米3合+きんぴらごぼうすれば溢れるし、MAX8合炊きの炊飯器に米8合+きんぴらごぼうしても溢れる。そういうことです。
経験上案外米は膨れるので、米の量+2合分は余裕が欲しい。つまり僕の炊飯器では1合しか炊けないということになります。
ダークネスな知見です、
ごぼうささがいてアク抜きするのがダルい人に朗報です。野菜コーナーの隅っこに豚汁キットとか筑前煮キットとかきんぴらごぼうキットみたいな自由研究みたいなカット済みのやつがあるので、使いましょう。3合あたり1パックで悔しいかな炊き込みご飯作るときにちょうどいい量です。
炊き込みご飯のめんどくさいところは野菜の下処理なので、ここの過程をダークネスな力をもってしてスキップするとめちゃくちゃ簡単に炊き込むことができる。
心を闇に売るとか、やる気の弾力が失われてしまったとか、魔法少女になって力を使いすぎるとかやってしまうと、こういうのを頼るのも致しかたない話なので、手段のひとつとしてやっていきましょう。
そういうわけで最高の炊き込みご飯の様子です
炊きあがった様子
盛られていった結果
上から見た様子
寄った感じ
牛肉のうまみに負けないように頑張ることが必要です
冒頭でも書いたけど薄味レシピゆえ物足りない人が続出間違い無しなのでそういう人は醤油かけて食べましょう。もしくは最初から調味料多くしましょう。
なお写真のように刻んだ青ねぎを乗せるとより最高です。このシステムは実家では導入されていないやつで、今日は1袋158円でした。たった158円の投資でより最高になれるので積極的に投資していきましょう。
それではよい炊き込みご飯人生を。